社史・記念誌を手掛けている株式会社牧歌舎は個人出版も多く扱っています。

個人の出版は内容が様々で句集・随筆・家族史・自分史・子育て記念誌・追悼集などがあります。

個人出版をする場合は2通りの方がありますので、自分が出したい内容を良く出版社と話し合い、どちらかの方法を選びます。

一つは「自己配布型」と呼ばれているもので、制作費用を個人が負担して制作を出版社が請け負うものです。

少部数・低コスト本に向いているのですが、多数本・豪華本も作ることができます。

株式会社牧歌舎ではホームページに自己配布型の本を紹介して、読みたい人を紹介するサービスを無料で行っています。

今一つは「書店流通型」で取次を経由して全国の書店で販売できるというものです。

制作費用に加えて流通費用が掛かりますが、出版社で制作・発行がされますので売上還付金が入ります。

費用の全額を出版社が持つ場合は「企画出版」と言い還付金とは言わず印税となります。

どちらにしましても出版社が発行する形なので、全国紙に作品の宣伝もして貰えますし信用もつきますが、本の所有権は出版社に帰属しますので注意が必要でしょう。

「企画出版」は通常の出版と変わりませんので、出版社の判断が大きく働くためハードルは厳しいものです。

内容が個人的なものは採用されないこともありますので、その場合は「自己配布型」に切り替えることになります。

多くの著名な作家は自費出版をして世に出た事を考えれば個人出版も夢のあることなのです。